1年前、学生ビザを手に、まだ不安定な日本語を持ちながら、木曜日の買い物リストのように長いTO DOリストを抱えて埼玉に荷物を置きました。この12ヶ月間で学んだことをまとめます。
✈️ 最初の数週間:アドレナリンとリスト
最初の数週間は不思議な感覚でした。市役所の手続き、在留カード、銀行口座、SIMカード、学校の登録と、やることが山積みで、カルチャーショックはほぼ二の次でした。
窓口を走り回り、ぎこちない日本語で何とか対応し、分からない時は笑顔で頷く。そしてある夜、まだ半分しか荷物が入っていない部屋で床に座りながら、「本当に日本にいるんだ」と実感しました。
🏙️ 東京ではなく埼玉に住む
誰もが東京の話をします。埼玉は旅行記にはあまり登場しません。でも、私が住んでいる場所はここで、後悔したことは一日もありません。
- 家賃が都内よりはるかに手頃
- 電車で20〜30分で都心へアクセス
- 落ち着いた住宅街で暮らしやすい
- 近所の小さな商店で地域の生活感を感じられる
東京との違いは:視線を感じることが多い。埼玉の住宅街に外国人がいると、まだ珍しい存在です。不快ではなく、むしろ温かく、時に和やかな好奇心を感じます。
🇯🇵 言語の壁
来日時のレベルはN4程度。メニューは読めましたが、普通に話す日本人の会話についていくのは難しかった。
進歩は思ったより遅かったです。努力不足ではなく、教科書で学ぶ日本語と日常会話の日本語はまったく別物だからです。敬語の使い分け、地域の表現、話し言葉の略語——これらはテキストでは学べません。
役に立ったこと:
- 妻との日常会話を常に日本語で行う
- 日本語しか使えない場所に一人で出かける
- 日本語字幕付きの日本のテレビ番組を観る
思ったほど効果がなかったもの:
- Duolingoなどのアプリ(入門には良いが、上達には不十分)
- 実際のやり取りのないオンライン講座
💴 2年目の税金問題
来日前に、これほど具体的に教えてもらえなかったことがあります。
在住2年目の6月に、1年目の収入に基づく住民税の通知が届きました。数万円を年4回で支払う必要があります。
破滅的な額ではありませんが、準備していなければ家計のバランスが崩れます。来日直後から毎月貯めておきましょう。
🛒 日常生活:嬉しい驚き
予想以上に便利だった部分もありました。
コンビニ。 便利さは知っていましたが、日常生活の柱になるとは思っていませんでした。請求書の支払い、ATM、荷物の送付、深夜3時の食事調達——これが全て近所で完結します。
交通機関。 電車は本当に時刻通りに来ます。ベルギーのバスの遅延に慣れた身には、分単位で一日の計画が立てられることがほぼ信じられないほどです。
安全性。 カフェのテーブルにスマホを置いてトイレに行ったら、戻ってもそのままありました。ブリュッセルではやらない行動です。
😔 辛かった時期
正直に言うと、大変な時期もありました。
社会的孤立。 言語の壁がある異国で、大人になってから友人を作るのは遅い。日本では学校や会社で形成された輪に入りにくいことが多い。最初の数週間、深い会話ができたのは妻とビデオ通話のベルギーの友人だけでした。
行政上の見えない感覚。 書類が読めない、窓口職員が英語を話さない、公式の郵便物が何を意味するか分からない——疲れる経験ではありますが、それ自体は致命的ではありません。
食事。 日本食は大好きです。でも数ヶ月経つと、特定のベルギーの食品が恋しくなります。特にチーズ。日本に住んでみて初めて、自分がどれだけチーズを愛していたか気づきました。
📦 持ってくればよかったもの
- 市販薬を多めに — ヨーロッパのブランドはここにはなく、特定の成分が入手困難
- 充電ケーブルを予備に — 日本で交換すると高い
- ベルギーの連絡先リスト(医師、弁護士、公証人)— 万が一のために
🔑 この1年で学んだこと
日本に1年住んでも、日本の専門家にはなれません。むしろ、まだ理解すべきことがどれだけ多いかを実感できるようになるだけです。
今だから分かること:
- 日本人の礼儀は冷たさではない——学ぶべき言語のひとつ
- 日本の官僚制度は重いが予測可能——ルールを守れば機能する
- 異国に根を張るということは、小さな勝利の積み重ねが最終的に生活を形成していくこと
また同じことをやり直せるか?明日にでもやります。