埼玉の不動産会社に初めて電話したときのことを今でも覚えています。拙い日本語でアパートを内見したいと伝えると、丁寧だが明確な返答が返ってきました:「申し訳ありませんが、外国人の方はちょっと…」

最初の言葉は宙に浮いたまま終わりました。日本の賃貸市場で初めて門前払いを食らった瞬間でした。


🏙️ 背景:他とは全く違う市場

来日前に日本の不動産についていくつかの記事を読んでいました。外国人を断る大家がいることは知っていました。でも、ここまで多いとは思っていませんでした。

現実:大家の30〜50%が外国人入居者を明示的に断っています。言語の壁、文化的差異、在留期間の不確かさへの懸念が主な理由です。

悪意があるわけではないことも多いです。高齢の大家が多く、英語が話せず、問題発生時の対応への不安があるだけです。

それでも、外国人にとって腹立たしいことには変わりありません。


📋 驚いた初期費用の高さ

アパートを見つける前に、日本独特の費用体系を理解する必要がありました。ベルギーとは全く異なります。

費用項目一般的な額説明
敷金家賃1〜2ヶ月分保証金(原則返金あり)
礼金家賃0〜2ヶ月分大家への「お礼」(返金なし)
仲介手数料家賃1ヶ月分不動産会社への手数料
火災保険年15,000〜20,000円加入必須
保証会社家賃の0.5〜1ヶ月分保証会社への費用

礼金には特に驚きました。大家に1〜2ヶ月分の家賃を「ありがとう」の気持ちとして払う慣習——これは徐々に廃れていますが、まだ残っています。


🔍 どうやって探したか

いくつかのプラットフォームを使いました:

  • SUUMOとHOME’S — 日本最大級の不動産情報サイト。膨大なデータベースだが全て日本語
  • GaijinPot Housing — 外国人受け入れ可能な物件に特化。選択肢は少ないが来日直後には非常に役立つ
  • UR都市機構(UR賃貸住宅) — 礼金なし・保証人不要の公営住宅。外国人でも入居可能

UR賃貸の存在は大きな発見でした。最新・最中心地ではありませんが、日本での賃貸履歴がない外国人にとって最も手続きが簡単な選択肢です。


🤝 妻の存在が鍵だった

正直に言うと、私一人では難しかったと思います。日本人の妻が果たした役割は非常に大きかった——電話対応や不動産会社との交渉だけでなく、大家を安心させるという点で特に重要でした。

世帯に日本人が同居することを不動産会社が伝えると、態度が明らかに変わることが多くありました。外国人入居者を躊躇していた大家も、日本人の配偶者がいると分かれば受け入れてくれることが多かったです。

これは日本の賃貸市場の現実です:日本人と結婚していると、住まい探しが格段に楽になります。


🏠 最終的に見つけたアパート

3週間の探索、いくつかの断り、暖房のついていない部屋での内見(真冬の1月に)を経て、埼玉の2DKで契約しました。高崎線の駅から徒歩数分の場所です。

月62,000円。礼金なし。敷金1ヶ月。理解のある大家。

鍵を受け取った日、何かを成し遂げた気持ちになりました。


💡 振り返って思うこと

経験を経て、これから日本でアパートを探す人へのアドバイス:

  1. まずURや外国人向けプラットフォームから始める — 断られ続けることは精神的に消耗します
  2. まず仮住まいを確保する(ゲストハウスなど)— 市役所で住民登録し、銀行口座を開いてから契約
  3. 初期費用は想定より高くなる — 予算に余裕を持って
  4. 職場から遠い物件は避ける — 地図上では近く見えても、実際の通勤時間を確認する

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